街中パフォーマンス研究会を中心とした「まちの風情にマッチしたパフォーマンスの展開」と、街中アメニティ研究会を中心とした「鶴岡らしい風情のある祭りの展開」。既存の文化を継承しつつ、新しい風を吹き込みながら、歴史ある鶴岡の風物詩づくりの一役を担うことを目指しています。
平成16年~ 海坂の小祭りシリーズ
藤沢周平が生み出した江戸時代の架空の藩「海坂藩」。
そこには市井の人々の生活、喜びや悲しみの感情を伴った人々の生の姿が描かれています。
日本人の心の花「桜」を介して春の訪れを喜ぶ
「海坂の桜小祭り」
鶴岡での松尾芭蕉を想いながらゆかりの地を巡る
「海坂の芭蕉小祭り」を通して季節のうつろいや歴史に触れて頂きたいと考えております。
海坂の桜小祭り … 例年4月中旬
海坂の芭蕉小祭り … 例年7月中旬
平成16年~ 踊り祭りの再生
平成16年 鶴岡の踊り再生を考える
「歴史に見る鶴ヶ岡盆の踊りの再生を考えるフォーラム」を開催。
翌平成17年「鶴岡踊り祭りフェスティバル」を開催。
「新・庄内ハイヤ節」の披露を行なう。
これまで夏に「庄内はえや流し踊り」「おいやさ祭り」、
冬に「鶴岡踊り祭」を数多く実施。
踊り祭りを通して「新・庄内ハイヤ節」の踊りの普及に努めております。
平成16年~ 山王日枝神社の祭りの創出
庄内地方では12月9日の夜は「大黒様の御歳夜」といい、ハタハタの田楽と共に豆尽くし食物を神棚に上げ、家内全員がそのおすそ分けに預かる、商売繁盛、子孫繁栄、家内全員がマメで暮らせますようにと大黒様を拝む風習があります。
また、江戸時代享保の頃、山王商店街には造り酒屋が17軒もあり、酒屋町と言われた時代がありました。「山王新酒祭り」は酒蔵より山王日枝神社に新酒を奉納していただき、五穀豊穣・商売繁盛を祝う祭りです。
祭りを通して古き良き日本人の心に少しでも触れていただきたいという願いから実施しています。
大黒様の御歳夜祭り … 例年12月9日
山王新酒祭り … 例年1月下旬
鶴岡に生まれ、現在は関東に住んでおります70代の老人です。色々の局面からふるさと鶴岡の活性化を進めていただきましてうれしく思っております。日枝神社のお祭りについては昔(少なくても60年前位)は、春の「化物祭り」の後、同じ5月だったと思いますが、「お山王さんまつり」が行われ、近郊近在より御神輿が担ぎ出され夕方神社の階段を勢いよく駆け上がり神社に奉納される行事がありました。又、その日の夜だったと思いますが、こんどは神社境内から提灯を持った人を先頭に20名ぐらいの黒の紋付を身に付けた男性が全員で謡をうたいながら神社から橋までの往復を行進しておりました。わたくしの父や兄が参加しており闇の中に響く荘厳な謡の行列は今でも目に焼き付いております。復活は難しいかと思いますが歴史保存の一環として調査されて見てはいかがでしょうか。